東千歳駐屯地所属第71戦車連隊実弾演習 in 北海道大演習場島松地区
第71戦車連隊で90戦車の操縦手を勤める友人の招待により9月3日の実弾演習の見学に参加させていただけることになりました。
当日は雨天が予想されていましたがそんなことを微塵も感じさせない空の下、電車とタクシーを乗り継いで9時半頃無事に東千歳駐屯地に到着。駐屯地には駐屯地祭で何度か立ち入ったことがありましたが、そんな賑やかな雰囲気とは真逆の緊張した空気を楽しみつつ集合場所に向かいます。
集合場所には隊員の家族の方たちが十人ほどすでに集まっており、唯一友人枠である自分自身に我ながらやや気まずさを感じつつそこで移動時間まで待機。ちなみに待機場所には菓子や飲み物を無料で用意してあり各自自由にいただいてました。
9時40分頃マイクロバスに乗り込み北海道大演習場に向かいます。北海道に演習場があるのは知っていたのですが、まさか自宅からそう遠くない場所にあるとは思いませんでしたね。どおりでよく射撃の音が聴こえるなと…。
大演習場に入ってからもバスで移動していたのですが道中で他の連隊が演習をしていたそうでトラップを模したテープがあちこちに張り巡らされ、カモフラージュを施された車両たちが待機しており大変見どころがありました。
そうこうする内に射撃場に到着、天候は相変わらず晴れているものの風が強く上着の類がないと厳しい寒さでありました。見学者には鉄帽(子供には軽量のヘルメット)と耳栓が配られますがこの配られた鉄棒の重いこと、本職の人たちはこんなものを被っているのかと感嘆させられます。
そして、遂に実弾演習が開始。内容については録画した動画共に軽く説明させていただきます。ただスマホを手持ちして撮影したため画質の悪さ、手振れの多さが目立ちますが悪しからず。
実弾演習その2(順不同) pic.twitter.com/eD1ofG89Zd
— 風ノ鷲 (@chyornyhoryol13) 2017年9月3日
赤の旗が弾薬が装填済みであることを示し、緑の旗が弾薬が取り除かれたことを示します。
実弾演習その4 pic.twitter.com/zO2cPAgobE
— 風ノ鷲 (@chyornyhoryol13) 2017年9月3日
機銃だけでもなかなかの迫力があります。
実弾演習その3(順不同) pic.twitter.com/YXfhHcTLiv
— 風ノ鷲 (@chyornyhoryol13) 2017年9月3日
左手から進入した2両が援護している間に右手の2両が追随する。
北千歳駐屯地所属第71戦車連隊実弾演習 in 北海道大演習場島松地区 pic.twitter.com/9PhxGneT2r
— 風ノ鷲 (@chyornyhoryol13) 2017年9月3日
今回の目玉と言ってもいい砲撃、耳を劈くような破裂が響く。車両との間は50m離れていましたがかすかに爆風を足元に感じました。
演習自体はこれで終わりでしたが隊員の方たちのご厚意で戦車の補給の様子を見させていただくことになりました。
弾薬を補給される90式戦車。
この時、招待してくれた友人と作業の合間に一言交し合いました。
この後、マイクロバスで東千歳駐屯地まで戻り、そこで南恵庭駐屯地祭の情報を聞きいたので、今度は駐屯地祭の方に向かうことに。交通手段はどうするかと思案していたところ、先ほどの見学でいらした家族の方に声をかけていただき、偶然目的地が一緒であったこともありそこまで送ってもらうことになりました。
以降は南恵庭駐屯地での写真となります。
96式装輪装甲車
92式浮橋
10式戦車
最新式であるためか他の車両よりも管理が厳重となっておりました。
90式戦車と10式戦車のツーショット(指が入っているorz)
90式戦車回収車
91式戦車橋
体験展示としてショベルカーやホイルローダーの体験試乗もありました。
隊員の方が隣で教えながら実際に操作することが可能です。自分が来た時間が遅かったこともありすでに受け付けは締め切っておりました。
そして、駐屯地祭といえば体験試乗ということで受け付けの方に向かったのですが残念ながら係員がおらず、間に合わなかったと思いつつもせめて走る姿をこの目に収めときたいと向かったところ、時間ぎりぎりにも関わらず受付なしで乗せていただきました。
96式装輪装甲車乗車体験 pic.twitter.com/AvFOkNUczC
— 風ノ鷲 (@chyornyhoryol13) 2017年9月3日
96式装輪装甲車の体験試乗
最高で時速50kmで走行しています。
90式戦車乗車体験 pic.twitter.com/BqEBITXZQ1
— 風ノ鷲 (@chyornyhoryol13) 2017年9月3日
90式戦車の体験試乗
1小隊規模で縦列走行する戦車が見られます。
ちなみに96式装輪装甲車並び90式戦車に体験試乗するのは今年で2回目となります。
対応していただいた隊員の方や親切にしていただいたご家族の方、そして今回の機会を与えてくれた友人には感謝の限りです。
劇場版艦これ
12/12(月)、劇場版艦これを視聴しに札幌へ行って参りました。本当は10日の土曜日に泊まりがけで行く予定だったのですが諸事情より出来なくなり急遽月曜日の放課後に直接行くこととなりました。その点では同志に多大な迷惑をかけてしまった。
劇場版の感想を述べたいところですが、先に劇場版と繋がりがあり前の話であるアニメ艦これについての感想を述べたいと思います。
視聴してからそれなりの月日が経ってしまっているため、細部が若干曖昧となっていますがご了承下さい。
まず総評としてはちょっともったいない作品、テストでいうなら50点くらいの点数といったところです。
もったいないと思った理由としては以下の点があげられます。
1, 提督が存在するけれど姿が一切見えない
まず物語の始めとして艦娘ド新人の吹雪が呉鎮守府の提督に呼ばれて所属するのですが、呉に来て吹雪が提督に挨拶をするシーンで提督の姿が出てきません、声もありません。ただ、その後の会話から挨拶が成立している様子からそこに提督が存在しているのは確からしい模様。この後も吹雪を励ましたり、長門に指令伝達をしたりするのですがそこでも姿が出ません。そのせいもあって端から見ると実質艦娘が提督という虚に話しかけてたり、長門が提督代理を受け持っていたりする状態となっています(後半では実際に提督が失踪して提督代理となるのですが)。
個人的な趣向ですがどういった提督が出てくるかを楽しみにしていた自分としてはこれはちょっと残念なところでした。後、戦術の立案や兵站管理、大本営と艦娘との板挟みに苦悩する提督を見たかったというのもあります。さらに艦娘の中に提督Love勢というものがあるのですがどうして提督に惚れたのかを知りたかったのもあります。
2, 如月の轟沈
これはアニメ艦これを見たことない人や艦これ自体をやったことない人ですら知っているかもしれないぐらいに騒ぎになったものです
自分は敵艦載機の執念や戦場の油断ならない緊張感があって轟沈の演出自体は良いと思ったのですが、それまでの導入とその後の扱いがちょっと雑なのが否めなかったです。問題の轟沈は3話目ですがその如月が登場するのも3話目で、睦月の友人としてパッと登場してすぐに沈んでしまう具合になっています。せめて序盤に沈めるなら1話から頼れる先輩として登場して某魔法少女よろしく沈んでたらなと考えてしまいます。その後も吹雪や睦月にある程度のショックを与えるも轟沈という一大イベントをうまく使えてない気がしました。(この消化不良が後の劇場版で解消されるのですが)
3, カレー回
1クールアニメにとって峠となる6話目が本筋から離れた第六駆逐隊がカレーを作る回というものだったのが微かに疑問でした。この回単体の評価はいいのですが前後の流れを切るように入ってしまっているため、別にOVAで良かったのではと思っています。この回の時間があれば本筋を少しでも深くすることが出来たのではと。
4, 大鳳の登場
前述の通り物語の終盤になって深海棲艦の空襲により鎮守府が壊滅し、提督が行方不明になるのだが、最終話で大鳳を引き連れて戻ってくる(しかし姿は見えない)のだが、キャラクターに詳しくなければ誰だお前状態である。
5,設定
物語の後半で艦娘は二次戦中の記憶を継ぎ、その戦史の通りになるような修正力が働くという設定がそれとなく急浮上するのですが、出てくるタイミングが遅くもはや後付け設定みたいになっているのがもったいない。
6, 北上の胸
これは個人的問題なので割愛する。
このように公式上ではイラストしかなかった彼女らがアニメという枠で動いてくれるというのは嬉しかった反面残念だと思わざるを得ないところがあったというのがアニメ艦これの感想です。
なんか色々やろうとしているなというのは感じ取れたんですけれどね。
そしてそれに対し続編でもある劇場版艦これはコンセプトが曖昧だったアニメ艦これに対し、はっきりとした目的を持って描かれています(劇場版だから当然か)。
以後はネタバレに類するのでご注意を。
1, 提督の霊圧が消えた
アニメ艦これでは提督はそこにいるけれど姿は見えないというまるで幽霊のような扱いでした。それが、劇場版では舞台が呉からショートランドに移ったためか姿どころか存在が消えます(と言っても提督がいないことになったわけではない。)。
提督の姿を見たいという欲求は叶いませんでしたが、姿が見えないのに存在感はあるという奇妙な存在がなくなったことで物語に集中しやすくなりました。ちなみに、司令塔はアニメと同じく長門が務めます(もはや長門が提督でいいのでは)。
2, 如月の轟沈という伏線がやっと回収された
アニメ序盤で沈んだものの最後まで回収されずもやもやした状態だった如月の轟沈が劇場版でやっと意味を成します。具体的に言うと序盤で倒したワ級から轟沈したはずの如月が回収されるのですが、帰ってきて良かったねで終わらず主人公である吹雪と同等かそれ以上に物語のキーパーソンとなります。声優の演技が非常に濃いシーンもあってアニメ艦これで報われなかった如月提督の魂がやっとこれで報われるのでないかと思います。
3, 全体を通してシリアス
劇場版というアニメと違い回毎に区切られないものだから当然と言えば当然なのですが、物語は終始シリアスに進行していきます。後、艦これの艦娘が戦中の艦の記憶を引き継ぐものという設定のせいか、オカルト的、スピリット的な雰囲気を漂わせています。そういうのが苦手な人にはおすすめ出来ないですが自分は嫌いじゃないどころか好きな方なのでここは楽しめました。
4, 主要キャラクター登場時に軽い説明がつく
アニメ艦これの欠点として登場時に名前の紹介などがないため、艦これを知らない人が見ると誰が誰だかわからないというものがありました。これが劇場版では改良され主要なキャラクターが登場すると名前や艦型、所属等の説明がテロップで付き、あまり艦これを知らない人でも比較的分かりやすくなっています。とはいえ登場する人数が多かったり少しの時間しか登場しないキャラクターもいるため、ゲームやアニメなどでキャラクターに関する前知識をある程度でも身に付けてから視聴した方が物語に集中しやすいかと思います。
因みにアニメ艦これ終盤で殴り込みで登場した大鳳は何故か劇場版にはいませんでした。
5, 設定
アニメ版では設定がぼんやりしていましたが劇場版では前面に押し出しているため、途中途中で引っ掛かることがないかと思います。公式の出した艦これの答えと言っても過言ではないです。
6, 北上の胸
劇場版では水着シーンはないためそういうのを気にしなくて済みます。やったね!
ただし、吹雪に関しては物語の邪魔にならない程度のサービスシーンがあります。
7, 天龍が抜刀する
アニメ版艦これでは近接武器を装備したキャラクターを意図的に登場させてないのではと言われていましたが、劇場版では刀を装備している天龍が登場し、深海棲艦を叩き切ってくれます。天龍提督は必見です。
他にも空母枠では弓矢式ではない式紙式の龍驤が登場し発艦シーンを見せてくれます。
といった感じに劇場版は主軸の部分もその端々の部分も楽しめる仕上がりになっているのではないかと思います。
ただ前にも述べたようにある程度の前知識がないと楽しめない部分もあるのでもし劇場版艦これが初めてとなる人がいるとしたら、先にアニメ艦これを視聴した方がいいかと思います。
札幌雪祭り
ポポンデッタにて
帰りの列車にて
その日の戦果
そして、ガルパン
※劇場ガルパンの感想のまとめを見たい人は一番下までスクロールしてください。
成人式、中学の友人と過ごした少しばかりの楽しい時間も終わり、家路についた自分は思い出に浸りながら、眠りにつく…。
…とはならない、そうなってはならない
行かなければ、観に行かなければ、ガルパンを…。
出発は6:00、少しばかりの時間よりもさらに短い時間であるが準備をするには十分である。寝れないのは気になるところであるが…。
と言うわけ成人式から休みなしでガルパンを見るための小旅行へ出発です。
徹夜とかはよくする方なんですが大体この時間帯になると眠気があんまり無かったりするんですよね。後々辛くなるのですが。
7:10頃、予定よりかなり早めに駅に到着。眠気覚ましも兼ねて朝のコーヒーを嗜む。そういえば、昔はダメだったのに知らないうちにコーヒーとかを飲めるようになっていた、これが大人になるということだろうか。
7:40頃、出発時間が近づいてきたのでホームに降りる。雪が大してないくせに冷たい潮風が強く吹き付ける。ただ眠気覚ましにはちょうどいい。
ところで旅行とか行くときに知識はないけれどよく鉄道の写真を撮るのだが、帰ってきて撮った写真を振り返ったときにお前は一体どこに行ってきたのかとツッコみたくなってしまう。
撮影場所:苫小牧駅
ホームに降りてから10分もなかったけれど自分としては豊作でした。
そして、自分の乗る車両はこれです。
特急すずらんなのですが肝心のところで思いっきりタイミング逃した上にぶれてしまったorz。
こういう、朝日が車窓に差し込むのっていいですよね。
駅に着くまでの間、モバイルバッテリーの充電をする暇がなく、残り容量が少ないのでスマホを休め、代わりににPSPを取り出し萌え戦をやる。
みんなも萌え萌え大戦争げんだいばーんやろう!(ダイマ)
途中、同じく札幌駅に向かう同志とリアル電車でD(残念ながら複線ドリフトはしなかった)をしてコンマゼロ秒の差で敗北し、無事到着した。
出発前の無念はなんとか晴らした。
ところで高運転台車両っていいよね。
そして、JRから札幌市営地下鉄に乗り換える。
ちなみに一番好きな鉄道会社である。
こういうの見ると幼少の頃を思い出す。
車両とかも撮りたかったんですが、暇がなくてあまりよく撮れなかったませんでした。
ちなみに札幌市営地下鉄の好きなところは、到着前のスズメ音と発射時のモーター音、車両間が遮られてなく奥の方まで視界が広がってるとこ、連結板です。全部、昔から好きな所でそのせいで昔を思い出して車両の中でウルッと来てしまったのは内緒だ。ところでスズメ音とモーター音はやっぱり昔と比べて音が小さくなってました。当たり前といえば当たり前なのですが、やっぱり寂しいものですね。
そして、電車を乗り継ぎ(全路線制覇しました)たどり着いたのはここ。
北海道神宮です。
実のところこの日まで初詣に行っていなかったのですが、ガルパン観に行くならついでに旅行に行こう→初詣行ってなかったからついでに行きたい→じゃ、北海道神宮に行こうということで10日遅れでやっと初詣に行くことになりました。ありがとうガルパン、おかげでやっと新年を迎えられるよ!
ということで北海道神宮で一方的に願い事を押し付けて、おみくじ引いたりおみくじ引いたりおみくじ引いたりしました。
かなり大きな神社で生えてる木も樹齢100年ものかなと思わせられる位大きいものばかりでした。出店とかもやってて食べたかったんですが、同志に止められました。あと、円山動物園があってそっちにも行きたかったんですが、それも同志に止められました。
その後、市電に乗ろうということになったのですが同志がなにやら企んでるらしく、車両が来ては違うと言って見逃し、そしてまた来ては違うというのを繰り返してるうちにやっと来たのがこれ。
雪ミク仕様の市電です。
同志が初音ミクを好きなのは前々から知っていたのですがまさかこれが目的だったとは。
ちなみにこれが市電の新型車両。
初めて見たとき間違ってヨーロッパに来てしまったんじゃないかと思ってしまう位、シンプルでカッコイいデザインでした。
そして、突如始まる雪ミク仕様市電一周の旅、乗ると外側だけでなく内側にも、仕様らしきものがちらほら。それらを一通り見渡したところでまぶたを閉じて眠りについた。1時間近く乗るんだ。少し位寝たっていいはず…。
自分が熟睡してる間に市電の旅は終了、同志にたたき起こされ目が覚める。1時間も寝ると疲れや眠気が意外ととれるものだ。
この後は、軽くゲーセン巡り(UFOキャッチャーしかなかった)し、ラーメン共和国でラーメンを食べ、ネカフェで映画までの時間を潰した。初めてネカフェに行ったんですが、なかなか快適でした。
そして、ついに目的の映画館に到着。しかし、ここでトラブルが発生。チケットを買うために列に並んでいるとき、電子掲示板にイヤなものが映って居ることに気づく。ガルパンの欄の横に「×」の文字。念のためそれが何を指しているのか確認するため掲示板の端に目をやる。「 ×・・・売り切れ」。絶望した。この時の為に寝ずに来たというのに。プラウダに包囲された大洗の気分だった。この時点で自分は溜まった疲労と眠気により、志気がだだ下がり、半ば諦めモードに入っていた。だが同志は諦めなかった。とりあえず確認だけでもしよう。そう言う同志に内心諦めつつも従う。そしてカウンターにたどり着く。同志が席の空きを確認する。自分は諦めながらも答えを待つ。そして、…
あったのだちょうど2席の空きが。
おそらく、少しでも遅れれば無理だっただろう、増して諦めて帰れば尚更だ。まるでこれはプラウダ戦での大あr(以下略)。
ここで、劇場版をみる前に一つ戦車道に大事なことを教えられた。それは「最後まで諦めないこと」、プラウダに包囲され絶望的な状況にも関わらず、最後まで諦めなかったことで勝利を手にした大洗のように、最後まで諦めなかったことで自分たちは劇場版のチケットを手にすることが出来たのだ。そして、そんなに大事なことを劇場版をみる前から忘れていた自分がとても恥ずかしい…。
後は上映まで待つだけと思ったところにまたもやトラブルが発生。今まで耐えてきた眠気が急に襲ってきたのだ。さっきので安心したせいで安堵死のような状態になったのだろう。意識が途切れ途切れとなる。このままでは不味い。劇場版ガルパンで寝るようなことになってはまずいのだ。そうしてるうちに、上映の時間が近づき会場へと向かった。
これ以降はガルパンの感想と少しばかりのエピローグとなります。自分は知識も無いですし、面白い解説を挟むセンスもありませんので参考にならないと思いますがどうかよろしくお願いします。
まず、前で述べた眠気についてですが会場に入ってからスイッチが入ったのかどっかに行ってしまい、問題ありませんでした。視聴中も眠気の入る隙もありませんでした。
これから初めて劇場版ガルパンを見る人はあまりいないかもしれませんがそういう人向けに言うと、こういうアニメ原作があって、それの続編としての劇場版を観に行くとき、前もってその作品の原作を知っておかないと全く話しについていけない、みたいなイメージがあると思うのですが(自分もそう思って詰め込むように原作を視聴しました。)、そんな必要はありません。なぜなら、始めのほうで初めての人や少し原作を忘れた人向けに簡単なおさらいがあり、そして 、原作含め本作が最近の作品に多い変に凝った複雑怪奇なストーリー構成ではなく、まっすぐで単純明快なストーリー構成となっているからです。もちろん、原作を知っていればそれと交えてより楽しむことも出来ますが、決して知っていなければ楽しめない訳ではありません、むしろ劇場版をみた後に興味を持って原作を観るのもいいと思います。
そして、原作もそうですが全体を通して非常に小ネタが多いです。それでいてまったくしつこくありません。知っている人はもしかしてあれは○○何じゃないかとその度にクスリと来ますし、知らない人はあれは○○だったんだと視聴後に振り返る楽しさがあります。
後、相変わらず演出の迫力がありますし、アクション性が高いです。いないとは思いますが戦車と女子高生どちらにも興味は無いけれどアクションは好きという人でも楽しめるのではないでしょうか。
最後に細かいところを、個人的に一番クスリと来たシーンは一瞬ですが大戦略(噂によるとアドバンスド)のゲーム画面が1番クスリと来ましたね。劇場版で登場したキャラクターでミカというのがいるのですが、その子の声が妙に耳に残るなと思ったら、どうやら声優さんが能登麻美子さんらしく、通りで耳に残るわけだと独りでに納得しました。独特な声の持ち主ですよね。
と感想はこんな感じです。今年入って初映画となりましたが心の底から観に来て良かったと思わせられる作品でした。
映画も無事見終わり、後は余韻に浸りながらモスで軽い食事を取って、列車の時間まで同志と映画の話をしていました。ちなみに今回の旅行の計画は全て同志が計画してくれました。自分の帰りの列車もです。誘ったのは同志からですがこういう所は感謝し尽くしても足りないです。
そして、同志の方が先に来るのというのでホームまで見送り、そこで別れた。去り際に同志が言った楽しみにしといてという言葉に引っかかる所を感じながら自分のホームへと向う、するとそこには…
素晴らしい素晴らしすぎる!
同志が言っていたのはこれか!
憎い憎いぞ、演出が一々憎いぞ同志!(褒め言葉)
ガルパンの思い出に浸っていたのが全て吹っ飛び、感情が再び沸騰。出発まで時間もある事だし、早速撮影会を始める。
高運転台車両も好きだけどこういうのもいい、いいと思います!
そう言えば後から聞いた話だけれど、北海道新幹線の導入に従ってこの急行はまなすが廃線になるとのこと、東京旅行の帰りに利用したこともあるのでショックだったなあ、そして恐らく急行はまなすに乗るのはこれで最後。なんか、最後の最後で妙にしんみりしてしまった。
一通り満喫した所で席に座る、そして起こるトラブル。強烈な眠気を襲われその場で意識を失う。目が覚めると列車は止まっている。嫌な予感が走る。思わず隣の人に確認する。「ここは苫小牧ですか?」ええそうですよと答えが帰ってくる。マズイ。慌てて列車を降りる。ホームに降り立つとまるで自分が降りるのを待ってたかのように急行はまなすは走り出し、闇の彼方へ消えていく。危うく青森まで行くところだった。眠っていたせいで余計に疲れてしまうとは。自分はその後、タクシーに乗り家に帰ると倒れ込む様にベットに潜り込んだ。
色々あったけれど昨日と今日でいい日だったな…。
最後に総括して一言
「ガルパンはいいぞ」
散々使い果たされて今更な言葉だけど1度でもいいから言ってみたかっただけなんだ、許してくれ。
成人式、そして
当時からだいぶ経ってしまいましたが1月10日のこの日、遂に成人式を迎えることになりました。
昨年までなかなか成人になる実感を掴めなかったのですが、やっぱり成人になってもその実感を掴むことが出来ませんでした(成人の日をちゃんと知ったのも今年になってから)。まあ、そういうのは追々掴んでいくとして。
正直、成人式は市長の話をうだうだ聞いて終わりだろうな程度に思っていてあまり期待して無かったのですが、行ってみてまず吃驚。あまりの人数の多さに思わず驚きました。この街にこんなに同学年がいるなんて、派手なのから地味なのまで観察しがいがありそうな人だかりでした。
とりあえず、昔懐かしい中学の友人らに会いに行こうと人だかりに突貫したのですが、人が多すぎるのと年月が経ちすぎて見た目が変わっていたのもあって、結局成人式開始までに会えたのは、今在学してる学校での友人数人だけで中学の友人らとは会うことはありませんでした。女性なんか特に化粧などをしていて殆ど原型が無いですからね。
成人式の中身なのですがどうやら今年の担当が在学している学校らしく身内ネタがところどころにあって高専のクラスメートとその度に笑ってました。
あと、駒沢大学付属高校吹奏楽部の演奏もあったのですが音一つ一つに迫力があって非常にいい演奏でした。
このあと、同窓会までクラスメートらと適当に時間を潰していた訳ですが、スーツと革靴ってかなり疲れますね。お陰でしばらく首の擦り傷と足の痛みが収まりませんでした。
そして、同窓会。一次会は居酒屋で担任と中学のクラスメートとで飲んだり食べたり、久々にあった時に変貌ぶりに驚かされたアイツも中身はあの頃のまま、とても懐かしい時間でした。この後、クラスメートのみで二次会のカラオケでAM4:00くらいまでどんちゃん騒ぎしてました。締のラーメンは美味しかったです。
確か、
ビール×4
サワー×15
ぐらいは飲んでたはずです。酔いつぶれず意識もハッキリしてましたが。
同窓会解散後、酔っ払った人を介抱しつつ見送り、自分もタクシーで自宅に帰り、重たいスーツを脱ぎ捨て、暖かい布団に包まり、今日の思い出に浸りながら寝る。こうして、成人式が終わったのであった。
とは、ならないんだよなあ...
次回「そして、ガルパン」
お楽しみに
久しぶりの更新
久しぶりです。最後の更新から2年近く経ってからの更新となります。当時、NintendoのDSiのソフトウェアであったうごメモを利用してた都合でちょっと触った程度で、それからかなりの年月が経ってしまいた。
今では、Twitterでの活動が主になりましたが時々、長文を書きたいなって思うことが多くなりそれに乗じて久々の更新をすることにしました。要するに小さく流れの速いTwitterに対して大きくどっしりと残るブログのような物が欲しかった訳です。
(後、ネトウヨ時代の黒歴史を消し去りたかったのもありますが…。)
2年という時間は長いようであっという間に過ぎ、小さいようで大きな変化をもたらしました。多分、当時の自分が今の自分を見たとすれば驚くこと間違いなしでしょう。
様々な変化の中で1番大きかったのは趣味でしたね。小1の頃からミリタリーで通してはいたんですが、中学の頃まで自分の中では硬い方でいわゆる「萌え」というものから遠ざかり、時には軽蔑をしていた訳です。大戦略で有名なシステムソフトアルファが萌えとミリタリーを合わせた作品「萌え萌え二次大戦」という作品を知った時は、「ミリタリーに萌えはいらない」と酷く非難したのを覚えています。しかし、そんな自分もある事をきっかけに大きく変わってしまいました。
それは、2013年の暑い夏の日のこと、夏合宿の休憩時間、部室にいた自分含めた人々が野次馬となって一点を見つめていた、そこには先輩がノートパソコンで何かゲームをしていた。それは艦これだった。そして、それを見つめる野次馬の中で当時の自分は相変わらず硬く、所詮ミリタリー要素の薄い萌ゲーなんでしょと少し冷めた心持ちでプレイしている様子を見ていた。しかし、そんな冷めた気持ちもある情報により沸点まで上昇する。それは「轟沈システム」だ。轟沈システムとはキャラクターのHPが0になると起こり、轟沈したキャラクターは損失し、それ以降使うことが出来なくなるというものだ。萌えミリ=兵器を擬人化した美少女とイチャコラするだけだと思っていた自分には戦闘による兵器の損失を再現したそのシステムはかなり衝撃的だった。
それから、是非ともその艦これとやらをプレイしたいが為に部員のノートパソコンを借りてアカウント取得したのは言うまでもない。(ちなみに所属はショートランドです。)
お陰で萌えへの耐性が出来上がり新たな世界に触手を伸ばすきっかけになったとさ。
やはりこれが変化の起点だったのかなと過去を振り返る度に強く思います。(後、脱ネトウヨしたのもそれなりの変化だった。)
■
今週のお題「2013 日本の夏(お絵描き)」
今年の夏は二重高気圧ということでとても暑いそうです。
なので皆さん熱中症には気をつけて下さい。